緑のデザインとパーススケッチ

CGで作りこむ前に、ラフなデザイン画を手描きで作成することがよくあります。納まりや設備計画などはどっかにおいた、コンセプトアート的なものです。それをベースに一つのエクステリア空間を作り上げていきます。特に自然素材をふんだんに使ったナチュラルな外構・庭デザインを仕上げるとき、この過程は重要になります。いきなりCADに向かうと石などの形状がCADのシステム上の問題から制限され、思い通りのものに仕上がりにくいのです。上のイメージなども、大きな自然石を門柱に使った大胆なものですが、これをベースに一つの外構に形を整えていきます。最終エクステリア計画が定まった時も、上の様な図をもとに樹木を選んでいったりします。

石貼りの形状など、手描きだからこそ好きなようにかけます。

こういう実現するかもわからないナチュラルすぎる門柱のイメージですが、こういうのを手描きで創作すると、これを実現するための方法を模索したくなります。色々な方のご意見を聞いて、メンテナンス等も含めて問題のない方法を探り、現在実現するために計画中です。 もはやこれに関してはただの絵です。しかし、しっかりと土壌の強度など考えて計算していけば、現実に作ることはできます。誰か作らせてください。色々と講釈を述べましたが、こんなのを描いているときがなんだかんだ一番楽しくて、ずっと描いてられます。